セルロイド製のペントレー

  • 2016年08月29日

スイマーです。
行きつけの文房具屋さんで青いセルロイドのペントレーを見つけました。
このような青い模様は今まで見たことが無く、購入の予定の品ではありませんでしたが迷ったあげく購入しました。
家に帰ってさっそくペンを置いてみるとやっぱり素敵。これは良い買い物をしたと自負しております。

トレー

さて、このセルロイド、Wikipediaによると1870年にアメリカでビリヤードの玉の原料として実用化に成功し、商標として登録されたようです。その後写真フィルムや日用品などいろいろな用途に使用されましたが、大変燃えやすいという致命的な欠点と、長期保存すると劣化し分解過程で金属などを腐食させる事から20世紀半ば以降はほとんど使われなくなりました。今ではレトロな趣の小物やピンポン球、眼鏡のフレームにみられるくらいでしょうか。
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スーパーコンピュータ 「京(けい)」

  • 2016年08月24日

スーパーコンピュータ「京(けい)」をご存じでしょうか。
2005年に開始された文部科学省の次世代スーパーコンピュータ計画の一環として、理化学研究所と富士通が共同開発したもので、「京」という名前は、演算速度が10ペタフロップス(10ペタ=10の16乗)つまり、浮動小数点数演算を1秒あたり1京回おこなう処理能力に由来します。
(数字の単位でいうと、一、十、百、千、万、・・・億・・・兆・・・・・京は、兆の一万倍)

ちなみに、「京」は理化学研究所の登録商標です。

この「京」が、7月に発表されたビッグデータ解析の性能を競うGraph500というランキングにおいて、3期連続で世界1位となったそうです。計算速度を競うTOP500というランキングでは、2011年6月と2011年11月に1位となり、最新のランキングでは5位にマークしています。

K computer

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名古屋大学 減災館に行きました!

  • 2016年08月18日

お久しぶりです、YAです。今年の4月から1年間の育児休暇を経て、職場復帰しました。
職場復帰前後は、上の子の小学校入学、下の子の保育園入園と重なり、とても慌ただしい日々を過ごしていましたが、最近はかなり落ち着きを取り戻してきました。

現在、上の子は小学校のあと学童保育に預けており、そこでの社会見学として先日、名古屋大学 減災連携研究センター減災館を訪問したようです。
学童でも大震災に備えた避難訓練など毎月の行事としてあるのですが、実際に様々な装置にて行われる実験を経験し、子供なりにより具体的に知識が深まったようです。
中でも、身近なペットボトルを利用しての地盤の液状化現象実験は、おみやげにそれを持ち帰ることができ、今でも部屋に飾ってあります。
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常滑と 弁理士の日と まねきねこ

  • 2016年08月12日

 2016年7月2日(土)、日本弁理士会東海支部主催の「弁理士の日記念フェスタ2016」(※1)が愛知県常滑市にあるイオンモール常滑(ショッピングセンター)にて開催されました。知多半島の中央部に位置する常滑市は、観光協会のパンフレット(下画像)に「焼き物と海と空のまち」として紹介されているように、地場産業として常滑焼が生産され、中部国際空港やりんくうビーチを有しています。 

常滑パンフレット

 ここで、「常滑焼」は、とこなめ焼協同組合による地域団体商標(※2)として登録(商標登録第5018657号)されています。常滑焼製品の中でも、まちの随所に置かれており、観光客の目を引くのが招き猫です。また、イオンモール常滑には、世界最大級である全長7mの招き猫が設置されています。この招き猫つながりで、弁理士の日記念フェスタ2016では、地元アイドルの「まねきねこfromOS☆U」(※3)によるライブステージが開催されました。また、まねきねこfromOS☆Uのメンバーのサイン入りの常滑焼招き猫を販売するチャリティオークションが行われました。こうして、7月2日の弁理士の日イベントにおいて、地域団体商標の「常滑焼」を介した「常滑」と「まねきねこ」とのコラボレーションが実現しました。

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戦争や原爆について考えてみよう

  • 2016年08月09日

 毎日暑い日が続きます。

 8/6は広島の原爆の日、8/9は長崎の原爆の日、8/15は終戦記念日です。8月は、そう遠くない昔の日本に戦争の時代があったことを思い返すべき大切な月です。クーラーの効いた事務所内で明細書を書いたり、出願事務をしたり、そうした当たり前の日常を過ごせるのも、今の日本が戦争をしない平和な国だからとしみじみ思います。

 8/6原爆の日、10万もの人々が、熱い炎と放射線により苦しみながら死んでいきました(正確な死亡者数については現在も不明)。全身火傷した幼い子供、女性、老人、皆が一杯の水を求め、ある人は水を飲んでそのまま息絶え、またある人は川の水面まで辿りつき、そのまま死にました。原爆は、天災とは違います。人類が人類を攻撃するために自ら作り出した、恐ろしくむごさ極まりない兵器です。

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