トリーズ ~「40の発明原理」でお悩み解決!~

  • 2015年07月02日

こんにちは、すーママです。
皆さんは、「トリーズ(TRIZ)」というものをご存知でしょうか。
日経ビジネスオンラインでは「発明的お悩み相談~トリーズに聞いてみよう」と題したコラムが連載されています。(参考サイト①)
寄せられたお悩みを「発明的」に解決する?!・・・とは、一体どういうことでしょうか。

まず、トリーズとは、「ロシアの特許審査官が特許をベースに作成し、200万件以上の特許で、科学的、定量的に検証・ブラッシュアップした、分野を超えて利用できる、他に類を見ない、非常に優れた発明的な問題解決の理論」だそうです。(参考サイト②)
ロシアの特許審査官だったゲンリッヒ・アルトシューラー氏が、幅広い分野の特許を大量に調査している中で、「分野が異なっていても、その発明(=問題解決の方法)には共通項がある」ということに気づき、何千件もの特許を元に、「発明のコツ」を抽出し、発明の「共通要素」を法則化しました。
さらに、「ある分野で新たに解決された問題の9割は、実はほかの分野で既に解決されている問題である」ということに気づき、「問題解決プロセスの一般化」をし、これらをまとめたものがトリーズということです。

前述のコラムでは、トリーズの原点となる「40の発明原理」と、これらを使って具体的にお悩みを「発明的」に解決する方法をわかりやすく紹介しています。
この40個の発明原理は9つのグループに分けられ名前が付けられています。これにより、活用すべき発明原理をすばやく見つけ出す手助けとなっています。
もっと身近に使えるように、「発明原理の番号」と「その発明原理の意味」を組み合わせてデザインされた「発明シンボル」が作られています。
この「発明シンボル」の作者である高木芳徳氏の著書「トリーズ(TRIZ)の発明原理40」はAmazon 発明・特許カテゴリーでベストセラー1位となっています。(2015年7月1日現在)
そして、「発明シンボル」はクリエイティブ・コモン(BY-表示)として以下サイトにて公開されています。
https://makershub.jp/make/13

20150702-01.jpg
意味をイメージしやすくデザインとしても楽しめるシンボルになっていますね。

前述のコラムはまだ連載中です。今回のコラムで紹介していたのは「21:高速実行」の活用例です。ちょっと驚きのユニークな解決方法を紹介していますので、ぜひご覧いただきお楽しみください。

(参考サイト)
① 日経ビジネスオンライン: (記事全文を読むためには会員登録(無料)が必要です)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20150609/284075/
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20150609/284076/
②Amazon.co.jp「トリーズ(TRIZ)の発明原理40」: http://www.amazon.co.jp/dp/4799315234

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