職務発明

  • 2016年07月13日

 こんにちは、ハリーです。
 最近、ハリーポッターの映画がテレビで放送されていましたね。
 僕の大好きな映画のひとつです。

 話は変わって、僕は、以前、開発者としてメーカーに勤務しておりました。
 最近、前職での特許出願が出願公開され始め、筆頭者や共同発明者として公開されるのは、嬉しいですね。今後、これらの特許出願がどうなっていくのか気になります。

 ところで、皆様、職務発明について、ご存じでしょうか。ご存じの方も多いかもしれませんが、特許法第35条では、技術者のインセンティブを確保する目的として、企業が職務発明を継承する際に、発明者に「相当の対価」を支払わなければならないことが規定されています。そのため、個々の発明に対して職務発明報奨制度を導入している会社が多いです。以前、僕が勤務していた会社でも職務発明報奨制度を導入しておりました。なんと、驚いたのは、この会社では、退職後にも、出願した特許出願に関する報奨金が支払われるという制度になっていたことです。なんといい会社!と思いました。今でも、国内優先権の主張、PCT出願等による書面での付き合いが前職の会社とはあり、ちょっとしたお小遣いがもらえた気分でハッピーになります。

 この会社で自分が教わったのは「技術者は、自分の成果を特許にする」という考えでした。例えば、1年間の成果報告書等を書くことがあると思いますが、その内容を特許にするのです!僕は、先輩または同僚方の当時の業務成果を知っておりました。今考えると、これらも含めて特許になりそうなネタはたくさんあり、出願しておけばよかったなあと思ってしまいます。

 技術者の方は、「こんなの特許になるの?」と思うかもしれませんが、意外と特許になることがあります。(そこがまた、興味深いことではあるのですが。)
 ぜひ、知財部または弁理士等に相談し、ご自身の成果を特許という「形」にしてみてください。いつでもお手伝いします。

・特許情報プラットフォーム
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage

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